久しぶりの更新ですが、小野田は毎週、こっそり海に行っています。
今シーズンは、ダイビングのインストラクター資格取得に向けてイッシーさんの指導訓練を受けています。
訓練は素潜りで35mに及ぶ距離を水平潜行するとか、10mの素潜り潜行をしたり、挙句の果てに5m潜行して海底にフィンとマスク、スノーケルを置いて浮上し、今度は5m潜行し、海底に置いたフィンとマスク、スノーケルを装着し浮上するなど過酷なカリキュラム内容です。小野田がひいひい云いながら潜っていると、その横をスイスイと魚のように泳ぎ回るイッシーさん。体の仕組みや呼吸が人とは違うのでしょう。
さて、午前中の訓練を終えたら、午後からファンダイブです。楽しく潜りましょう。
しかし西日本豪雨の爪痕は高知県幡多郡大月町のバー浜にもみられます。バー浜の隣で土砂崩れがあり、潮が満ちるたびに土が海水で溶かされ、潮が引くたびに土が海に流れ込んで海水を濁らせるのです。
浅瀬の透明度は、自分の足がよく見えないくらいです。(写真はお盆のころのオープンウォーター講習風景です)
岩や珊瑚、砂浜にも濁りが降り積もって着底するたびに濁りが舞い上がります。
そんな中でも、生物たちは元気に過ごしていますが、なかでも元気なのがミジンベニハゼです。今年のバー浜はミジンベニハゼが湧いています。
春までは、我々が管理しているミジン団地(水深28m)以外でミジンベニハゼを見ることは滅多になかったのですが、今年は水深13~14m以深の空き瓶や貝殻など、いたるところでミジンベニハゼを見ることができます。
水深13mのキリンの瓶に入ったペア。
ウニの殻に入ったミジン君。
ツメタカ貝の殻に入ったペア、
チャンバラ貝に入ったミジン君。
牡蠣殻に入ったミジン君。
そのほかにも、貝殻に入ったミジン君がいっぱいいます。
サンゴの破片。
古い空き缶
はてには、木の破片にまでミジン君がいます。
もちろん、ミジン団地にも相変わらず15ペア以上は入居されています。
もはや、ミジン祭りです。ミジン好きの道菜さん、是非一度バー浜へお越しください。
そのほか、8月26日~27日にバー浜で出会った生物を挙げておきます。では、またお会いしましょう。
ゴイシウツボ。
ネジリンボウと、ちょっとヒレナガネジリンボウ。
ネジリンボウお子。
邪悪な眼をした奴。
ひらひらおよぐテンス。
オドリカクレエビ。
マルガザミ。
ゼブラガニ(小さいのにマタニティー)
イロカエルアンコウ
カンザシヤドカリ
ノーマルクマノミお子
なにウツボでしたっけ?
ヒトデヤドリエビ
イソギンチャクモエビ
ホタテツノハゼ。あ、これは先週でした。
うつぼ
トラウツボ。うじゃうじゃいますが、結構かわいいです。
アジアコショウダイお子。
ミナミハコフグお子。
オキナワベニハゼ。